株式会社 菓一條では、2022年6月18日現在、和菓子職人・和菓子職人見習いを募集しております。
未経験でもやる気が有る方なら下記を読んでから応募して下さい。
和菓子職人を募集しておりますが、このページでは、普通に募集するような記載は、あえて止めておきます。
和菓子職人ってどんなお仕事なの?と思われる方も居るかと思います。
菓一條栄久堂吉宗の仕事内容例
8:00~ 出勤してその日に店で売る朝生菓子(今の時期は、桜餅や三色団子を作ります。)
10:00~ 餡炊き、焼菓子、上生菓子、色々な仕込みなど日によって仕事内容が変わります。
12:00~ 休憩1時間(社長が作るまかない飯付き)
13:00~ 餡炊き、焼菓子、上生菓子、色々な仕込みなど日によって仕事内容が変わります。
17:00~19:00 お仕事終了です。和菓子の勉強や練習したければ仕事場の機材使えます。
ただし繁忙期は、19:00以降も残業有り。(晩ご飯付きます。)
和菓子職人は、若者に最近よく言われるブラック企業の部類にどうしても入ってしまうと思いますが
やる気次第では、自分の和菓子店を出す事も可能な世界です。
さてブラック企業だから止めておこう~!と思った方!
和菓子職人の定義を理解できていないので止めた方が良いです。
例えば『みかんの皮を100個むいて下さい!』と言う仕事が有るとします。
Aさんは、綺麗に1個5秒でむいて8分20秒で終わりました。
Bさんは、綺麗に1個10秒でむいて16分40秒で終わりました。
Cさんは、つぶれた実も有りましたが1個3秒で5分で終わりました。
AさんとBさんの出来は、綺麗ですがかかった時間が2倍違います。
Cさんは、3人の中で一番早いですがつぶれている物は、損害となるのです。
さてこの3人は、時間給と言う縛りでお給料が出ると変じゃないですか?
それが和菓子職人の世界で仕事が出来る人間なら早く仕事を終わらせる事が出来ますが遅い人間なら帰宅も遅くなってしまいます。
仕事が繊細で厳しいから根性の無い若者がすぐに止めてしまうのも事実ですが
私は、こう考えます。
今の時代、和菓子職人になる人数が少ないと言う事は、後々独立した時にライバルが少ない!
和菓子職人は、誰でも簡単になれる職業では、無い事も理解して欲しいです。
一人前の和菓子職人になるには、最低5~10年(個人差有ります)は、必要だと思いますが
それだけで無くどんな師匠から教わるかで和菓子職人の質が変わります。
数店舗有る大きな和菓子屋は、担当部署が決められて毎日同じ和菓子作りばかりで何年経ってもオールマイティーに作れる和菓子職人には、なれません。
和菓子は、餡が味を決めますが、この餡...最近では、餡屋さんから仕入れて和菓子を作っている和菓子店が多いんです。
自家製餡していない和菓子屋で修行しても餡炊きは、学べません。
菓一條栄久堂吉宗では、小さな和菓子屋ですが餡炊きから焼菓子、上生菓子まですべて学べますから
オールマイティーに何でも出来る和菓子職人になれると思います。
私が素晴らしい師匠だとは、言いませんが教えるからには、責任を持って一人前の和菓子職人になれるように教える覚悟です。
学校を卒業した全くの素人でも歓迎です。
和菓子職人で数年働いていた方も歓迎です。
和菓子作りには、厳しいですがアットホームな仕事場です。
資格:学歴不問・日本の伝統文化が好きで日本一の和菓子職人を目指す志が有る方
給料:仕事の出来る範囲で変わります。(何も出来ない165,000円~/餡炊きや焼き菓子が出来る200,000円~)
実務2年働けば、製菓衛生師の受験資格が与えられますので国家試験の製菓衛生師資格も取得可能です。
製菓学校に数百万円支払って製菓衛生師の資格を取るか?
働いて数百万円のお給料を貰って製菓衛生師の資格を取るか?
どちらが自分の為になるのか考えて下さい。
和菓子職人に製菓衛生師の国家資格は、必要無いのですが製菓衛生師は、製造現場責任者や独立した時に絶対必要となる資格です。
連絡先:kaichijou@wagashi.gr.jp