代表の吉川です。
平成もあと2日で終わり5月1日になれば令和元年ですね。
さてこの時期は、和菓子屋にとって忙しい時期です。
何が忙しいかと言うと5月5日(子供の日)で売る柏餅の準備をします。
菓一條栄久堂吉宗の柏餅は、白(こし餡)、よもぎ(粒餡)、薄紅(味噌餡)の3種類作りますが
一番人気の無い薄紅(味噌餡) ...個人的には、味噌餡の柏餅が一番好きなんですが...(^_^;)
そんなこんなで今年は、味噌餡の柏餅を拘って作って見る事にしました。
味噌餡は、白餡、白味噌で炊きますが白味噌をいつも使っている物からランクを上げます。
夙川お隣の芦屋には、六甲みその工場が有るのご存じでしょうか?
ここは、国道2号線沿いなのですが以前の看板は、六甲みその看板だけでした。
それが去年の台風で倒れてしまったらしく看板をリニューアルされて私も前を車で走っていると気づきました!(^o^)
『直売しております』の文字!(^o^)
先週のお休みに寄ってみました。
色々、教えて頂き拘りの味噌を造っていらっしゃる感じですので味噌餡の白味噌は、六甲みその白味噌を使う事に決定。
これが六甲みその白味噌です。
味噌だけの味は、癖の無い感じの白味噌でした。
食べた瞬間、なめらかな感じですが不思議な事に跡から味噌の味がきっちり出てきます。
国道2号線沿いの芦屋のマクドナルド反対側に六甲みそは、有ります。
お近くの方は、一度よって見ては、いかがでしょうか?
六甲みそ HP
https://www.rokkomiso.co.jp/
さて白餡ですが北海道産の北見白金時を使用します。
白餡を白味噌を混ぜて最後の味の調整。
分量は、味見しながら白味噌の量を決めるのが私のスタイル。
この場合は、柏餅の生地の砂糖と塩の分量や冷めた時の味噌餡の味とか考えて白味噌の分量を考えるんです。
暖かい時と冷めている時では、味や堅さが変わりますから炊いている暖かい状況で冷めた時の味や堅さを考えられるのが
和菓子職人で御座います。
今年から柏餅を袋に入れる事にしました。
この袋入りにしたメリットは、柏の葉や柏餅の生地が乾燥しにくいから多少お客様が購入してから数時間置いていても味や堅さの変化が少ないんです。
デメリットは、袋代10円ほどと袋に入れる手間がかかりますがお客様が食べて『美味しい!』と思って頂けるのなら良しとします。
混ぜ物無しの柏餅の生地なので堅くなるのは、当たり前ですが少しもで堅くならないようにと言う思いを込めております。
この拘りの味噌餡を使った柏餅...味噌餡好きには、美味しいと思って頂けるはずです。
是非、ご賞味して頂きたい一品で御座います。
菓一條 栄久堂吉宗
住所:兵庫県西宮市羽衣町7-26ミズキアルペジオ夙川ビル1F(阪急夙川駅徒歩1分)
電話:0798-36-5431
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