和菓子職人の吉川です。
本日の夙川は、昨日同様に朝から暖かく上着は、必要無い感じ。
2021.03.30 AM10:00頃 阪急夙川駅北側にて撮影
ソメイヨシノもかなりボリュームが出てきました。
2021.03.30 AM10:00頃 阪急夙川駅北側にて撮影
写真を撮ってみるとまだ蕾がたくさん有る事が確認できます。
2021.03.30 AM10:00頃 阪急夙川駅北側にて撮影
だいたい8~9分咲きでしょうか。
2021.03.30 AM10:00頃 阪急夙川駅北側にて撮影
写真的に綺麗な場所は、桜カメラマンさんでいっぱいですわ。
あ~~。
私も3時間くらいゆっくり撮りたい~~!
ちなみに本日の撮影時間5分...(T_T)
夙川工房に戻って粒餡炊かないと行けませんから。
では、本日は、粒餡のお話でも
菓一條栄久堂吉宗では、北海道産大納言小豆の最上級クラスの小豆を使って粒餡を炊いております。
よくお客様から『粒餡が美味しい!』と言われるのですが別に特別な炊き方をしているわけでも無く
真面目に炊いているだけなんです。
たぶん美味しい理由は、少量の小豆をマメに炊くからだと思います。 ←笑う所やで~!(笑)
餡炊き10年。
と和菓子職人の世界では、言われるのですがこれは、自分の思った通りの粒餡を炊く事が出来るまで10年かかると言う事です。
粒餡の炊き方は、1年も炊いていたらわかるでしょうけど次の年に同じ方法で炊いたら割れたり堅かったりします。
それは、小豆が微妙に季節の変化などで違うからで、色んな小豆を炊いて何度も失敗して分かるしか方法が有りません。
弟子に『コレ、そろそろですか?』とか聞かれるが事が有りますが『私に聞くより小豆に聞くように!』と教えております。
私は、30年以上炊いているので見たら分かりますが、そこで指示すると指示待ち和菓子職人になってしまうから
菓一條栄久堂吉宗では、なるべく自分で考えるように指導しております。
茶廊 菓一條の善哉(ぜんざい)とか
宇治金時の粒餡とか
どらやきや最中の粒餡とか
あんころ餅
私は、このあんころ餅が一番、粒餡を美味しく食べられると思います。
茶廊菓一條で使う餅を週2回ほどつくのですがその時に、粒餡を包み20~30個ほど販売しております。
ですので予約不可能。
混じりっけ無しの餅ですからそのままですと作ってから8時間ほどで堅くなります。
ご家庭で餅焼き網で焼くか、グリル、トースターで焼いて頂くと餅が軟らかくなります。
原材料:餅米、小豆、砂糖 だけ。
コレ絶対旨い!から店頭に有れば、是非、ご賞味頂きたい商品です。
住所:兵庫県西宮市羽衣町7-26ミズキアルペジオ夙川ビル1F(阪急夙川駅徒歩1分)
電話:0798-36-5431
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