和菓子職人の吉川です。
11月に入り忙しくなってきた菓一條 夙川工房です。
お客様から『亥の子餅まだですか?』と言われておりました。
先代から作っていたこし餡の亥ノ子餅を販売していたらお茶の先生から
『栗は、入っていないの?』と言われて改めて勉強しました。
亥ノ子餅は、平安時代、旧暦の10月亥の刻(午後10時)に無病息災を願って食べられていたと言います。
紫式部の源氏物語では、大豆、小豆、大角豆、胡麻、栗、柿、糖の7種の粉を入れた餅をついたと記載されているらしいです。
和菓子職人歴長いですが『そうやったんや!』と今更ながら勉強になりました。
そこで出来る限りの材料を用意して亥ノ子餅を作る事にしました。
胡麻:求肥に煎り胡麻を混ぜて炊きます。
栗:中の餡は、国産生栗から作った栗餡に水飴を混ぜています。
大豆:黄粉とはったい粉を混ぜてました。
小豆:大納言かなこ豆を包む前に入れます。
一つ一つ心を込めて竹べらで包みます。
新しい菓一條の亥ノ子餅は、大豆、小豆、胡麻、栗、糖が入っておりおます。
菓一條特製 亥の子餅 1個 税込み 400円
毎日、手作りで売れる分だけ作っておりますので売り切れる場合も御座います。
必要なお客様は、電話にてご予約頂ければ此方も助かります。
菓一條 電話 0798-36-5431
スタッフが店頭にて接客中の場合、電話に出られない場合が御座います。
恐れ入りますが時間を空けてもう一度お電話して見て下さい。
住所:兵庫県西宮市羽衣町7-26ミズキアルペジオ夙川ビル1F(阪急夙川駅徒歩1分)
電話:0798-36-5431
Home Page : https://wagashi.gr.jp/