代表の吉川です。
年末は、和菓子屋って忙しく朝から晩遅くまで働きます。
昔は、和菓子職人が仕事場に泊まり込みなんかもよく有りました。
平成の世では、あまり聞きませんね。
さて12月30日と言えば和菓子屋は、餅つきです。
お客様からご注文頂いたお正月用の小餅から大きなお鏡餅まで朝早くから作ります。
この大きさでかなり大きい一升の鏡餅です。
この手のご注文は、毎年作りますが...
今年は、地元のお寺さんから超特大の三升の鏡餅のご注文を初めて頂きました。
三升とは、どのくらいの重さかと言いますと6kgです。
鏡餅の場合、四分六に分けますので上が2.4kgで下が3.6kgになります。
ちなみに菓一條栄久堂吉宗(夙川)の鏡餅は、三合からご注文可能ですが一升分の餅の量が最低量ですので残りは、50gも小餅でお渡しします。
鏡餅三合 上下で600g+小餅50gが28個(鏡餅三合3セット1800g+小餅50gが4個も可能)
鏡餅五合 上下で1kg+小餅50gが20個
鏡餅一升 上下で2kg
鏡餅三升 上下で6kg
小餅のみ一升 小餅50gが40個
菓一條栄久堂吉宗の餅は、国産の佐賀の餅米100%で作り餅つき時に水をほとんど使わない製法ですから
鍋や雑煮で煮込んでもそう簡単には、溶けません!
もちろん防腐剤なんか一切使わない昔ながらの製法で一つ一つ心を込めた和菓子職人の手作りです。
さいごまでこの記事をご覧頂いた方に私なりのカビ防止の対策を教えます。
だいたい鏡餅のカビは、重なっている所(鏡餅上下)や置いている下(裏白と鏡餅下段)に多く発生しますから割り箸を間に置いて空気の通り道を作るとカビが発生しにくいんです。
体に悪そうな防腐剤やカビ防止剤なんか使いませんから湿気の多い場所だと鏡開きまで置いておくと多少のカビが発生することも御座います。
菓一條 栄久堂吉宗
住所:兵庫県西宮市羽衣町7-26ミズキアルペジオ夙川ビル1F(阪急夙川駅徒歩1分)
電話:0798-36-5431