本日は、10月9日で彼岸も終わりそろそろ寒くなるはずなのですが
夙川は、半袖で十分な暖かさです。
この時期は、秋のお茶会が多数行われて和菓子屋も忙しい時期です。
菓一條栄久堂吉宗では、大きなお茶会の場合、お茶の先生や和菓子担当の方とお話しして
行われるお茶会のイメージにどのような上生菓子が合うのかを
聞いてから提案させて頂いております。
お茶会は、主催者様のイメージが大切なので出来る限り近い物を作ろうと思っております。
この度、芦屋のお寺様から上生菓子のご注文を頂き、
秋にちなんだ花と言う事で上生菓子では、珍しい茶の花を提案させて頂きました。
皆さん、茶の花ってご存じでしょうか?
どうしても茶葉に目が行ってしまうのですが植物なのでちゃんと花も咲きます。
実は、6年ほど前に自家製のお茶を楽しもうと思い菓一條栄久堂吉宗 夙川工房の庭に茶の苗木を植えました。
そして実物の茶の花を見る事が出来て上生菓子茶の花を先代と一緒に創作いたしました。
10月9日現在、満開でないですが蕾は、いっぱい出来ています。
これが茶の花です。真っ白い花びらにいっぱいの蘂。
ちょっと照れ屋さんの花でして、茶葉に隠れてひっそりと下見に咲きます。
花びらが開きすぎている物は、上生菓子にするとまとまりませんので蕾から少し開きかけをイメージしています。
上生菓子 茶の花
上用練りきり
中餡:白あん(北海道産白小豆100%使用)
価格 310円+税
芦屋のお寺様、この度は、ご注文ありがとう御座いました。
担当者様も雨の中、打ち合わせに来て頂きお疲れ様でした。
また、何か有ればよろしくお願いいたします。
菓一條 栄久堂吉宗
住所:兵庫県西宮市羽衣町7-26ミズキアルペジオ夙川ビル1F(阪急夙川駅徒歩1分)
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