本日、2017年4月2日(日)は、にしのみやさくらまつり(西宮桜祭り)が開催されました。
夙川公民館外の夙川公園では、毎年恒例の観桜茶会が西宮茶華道協会様の協力にて行われました。
上生菓子は、菓一條栄久堂吉宗が作ります。
昨日は、300個以上の上生菓子 夙川舞桜を作りました。
少し桜開花時期が遅れてしまいましたので毎年より少なめのご注文でした。
桜の下でのお茶会ですから桜の上生菓子を作ります。
2017年は、西宮の桜を作ろうと思い夙川舞桜を作る事に決めました。
さて半八重桜の夙川舞桜は、開花している所を写真撮った事無いですから西宮流様からの画像提供にてイメージを浮かべて作りました。
使用する餡は、外でのお花見茶会ですから柑橘類の香りと味がしたら美味しく気持ちよく食べて頂けるのでは?(^o^)
お茶会に来るお客様の気持ちを考えて柚餡を選びました。
この時期手に入りにくい柚をみのりや様(苦楽園の八百屋さん)に無理を承知でお願いして3箱分ほど確保。
一つ一つ柚の皮を細かいおろし金にて丁寧にすりおろし、炊き上がった白あんに混ぜます。
外の生地は、ういろうを蒸して薄く伸ばして一つ一つ型で抜きます。
そうして出来上がったのが菓一條栄久堂吉宗の上生菓子夙川舞桜です。
4月2日(日)当日は、夙川舞桜の開花を確認できませんでしたがソメヨシノは、ちらほら咲いておりました。
にしのみやさくらまつり観桜茶会は、野点(のだて)にて行われます。
本日は、本当に気持ちよい晴天でした。
西宮茶華道協会様のお抹茶がとても美味しいです。
久々にこんなに美味しいお抹茶を頂いた気がしました。
さて自分の作った夙川舞桜のういろうの堅さや柚餡の甘さなどお抹茶と一緒に頂いてどうなのか?
お客様の気持ちになって頂きました。
隣に座っていた若いカップルが『柚の風味がめっちゃ美味しい!』と言って召し上がっていたのを聞いて
上生菓子夙川舞桜を作った和菓子職人の自分には、最高の褒め言葉を頂きました。
西宮観光協会様、西宮茶華道協会様、西宮流様、観桜茶会関係者様、しそてお茶会に来て頂いたお客様、本当にありがとう御座いました。
今年も和菓子職人の自分にとって良い勉強が出来ました。
菓一條 栄久堂吉宗
住所:兵庫県西宮市羽衣町7-26ミズキアルペジオ夙川ビル1F(阪急夙川駅徒歩1分)
電話:0798-36-5431
Home Page : https://wagashi.gr.jp/