代表の吉川です。
3月5日(木)は、お休みでしたが私は、茶廊菓一條のお掃除でした。
毎年、お花見のお客様をお迎えする前にコルク床にワックスをかけるのですが
ワックスは、5回塗りでします。1回塗って乾くのに1時間ほどかかりますので
夙川の桜状況を見てきました。
あと2週間もすれば見頃になると思います。
桜の時期の代表的な朝生菓子は、桜餅と三色団子ですね。
本日は、その三色団子のお話。
団子は、お米を粉にした上新粉や上用粉に砂糖と少量の塩やよもぎを混ぜて作ります。
普通、団子を作る時には、上新粉を使う和菓子屋が多いのですが菓一條栄久堂吉宗では、
上新粉より、さらに細かく上等な上用粉を使っております。
上用粉は、普通上用饅頭で使う粉なのですが、その中でも一番グレードの高い特上を使っています。 ←またしても儲からないネタ。(-_-;)
同業者さんからしたらコストかけすぎなのでアホ扱いされそうですが
日本人!米に拘って何が悪い!
妥協しないで最高の材料を最高の製法で作れば美味しいんです!(^o^)
さて、次は、最高の製法なのですが簡単な事です。
昔ながらのやり方で手ごね。ただそれだけで極秘の製造方法なんて御座いません。
ほとんどの和菓子店は、団子ミキサーと言う機械が有ると思います。
菓一條夙川工房にも30年ほど前に小型車が買えるお値段位で先代が購入しました。
しかし...団子は、機械で作ると必ず腰抜け団子になるので先代が選んだ方法は、大変ですが手ごね。
美味しい団子とは、柔らかさの中にコシが有ります。
このコシが機械で製作される団子には、無くただ柔らかいだけ。
そうそう本場さぬきうどんとスーパーのさぬきうどんとの差と言ったらわかりやすいでしょうか?
美味しい団子!わかる方には、わかる世界!
今年も『夙川桜開花速報』をこちらのブログでお知らせする予定です。
菓一條 栄久堂吉宗
住所:兵庫県西宮市羽衣町7-26ミズキアルペジオ夙川ビル1F(阪急夙川駅徒歩1分)
電話:0798-36-5431
Home Page : https://wagashi.gr.jp/