和菓子職人の吉川です。
もうすぐバレンタインデーですね。
私には、娘が3人居るのですがバレンタインデー前の我が家は、チョコやクッキー作りで自宅キッチンがエライ事になります。
『どれだけ渡すねん?』って感じで3人で総数100個以上ラッピングしています。
そして出来の悪い物が...『はい!パパ~!』と渡されてホワイトデーに大出費。(^_^;)
まあ、娘から貰えて嬉しいですがついつい和菓子職人なので『コレ、粉っぽいな~!』『甘すぎるわ~!』とか言ってしまいます。
出来るパパさんなら『めっちゃ美味しいやん!』とかTVの食レポみたいに言うんでしょうね~。
我が家のバレンタイン事情は、置いておいて本題の和菓子のお話。
毎年、バレンタインデー用の上生菓子がよく売れています。
上生菓子 恋文 ういろう・柚子餡
弟子の和菓子職人女子(職人歴5年)が創作したバレンタイン上生菓子です。
女子だけに可愛く出来ております。
中の柚子餡は、高知県産柚子の皮だけすり下ろして白餡に混ぜております。
柚子の酸味と白餡、そしてういろうは、相性抜群です。
去年、制作動画を撮ったのでこんな感じで作っております。
上生菓子 恋心 上用練り切り・白金時餡
この上生菓子は、もう20年近く販売している人気商品。
さて上用練り切りと練り切りは、どう違うのでしょう?
上用練り切りとは、つくね芋を蒸して裏ごしして砂糖を混ぜて炊き、つなぎとして白餡に混ぜます。
上用練り切りは、美味しいですが手間暇とコストがかかります。
一方、巷の和菓子屋が練り切りとして販売している物のほとんどは、餅練り切りです。
餅練り切りは、つなぎに求肥をすかっております。
コストがかからず簡単で細工もしやすい一方、味は、上用練り切りより劣ります。
見た目だけなら餅練り切りでも良いのですがはやり『美味しい!』と思って頂きたいので
菓一條栄久堂吉宗の上生菓子は、上用練り切りしか使いません。
和菓子好きな方には、是非、菓一條栄久堂吉宗のバレンタイン上生菓子を食べて頂きたいです。
バランタイン前日、当日は、売り切れの可能性が有ります。
出来ましたら電話にてご予約して頂けると此方も助かります。
菓一條栄久堂吉宗 電話 0798-36-5431
売店接客中は、電話に出られない場合が有るので恐れ入りますが時間を空けて再度お電話お願いします。
住所:兵庫県西宮市羽衣町7-26ミズキアルペジオ夙川ビル1F(阪急夙川駅徒歩1分)
電話:0798-36-5431
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