代表の吉川です。
お正月も終わり蝋梅が咲いて次は、梅の季節です。
梅と言えば鶯(うぐいす)です。
梅に鶯とよく昔から言われています。
実は、私の趣味が北山や甲山の野鳥撮影でして。
和菓子で作る鶯、花札の梅に鶯、古い掛け軸の梅に鶯...
色について疑問が有ります。
本日、鶯の上生菓子とうぐいす餅を作りましたのでこれを機会に紹介します。
菓一條 栄久堂吉宗のうぐいす餅
一般には、うぐいす粉を使うのですが私は、あまり美味しいと思いませんから
5年ほど前から自家製抹茶黄粉を使っています。
実のところ加工用抹茶でなく抹茶で使用する高級抹茶を使いますからコストは、かなり上がりますが
お客様が召し上がって美味しい!と思って頂ければ良いかと思います。
そして上生菓子の鶯(うぐいす)は、定番の茶巾絞りで表現します。
ここで疑問が!
鶯...こんな色で御座いません。
菓一條夙川工房に今の時期遊びに来てくれる鶯さんです。
そして鶯さんは、梅の木に止まりません。
そしてこちらの子がメジロさん。
メジロさんは、梅の木に止まります。
昔から梅に鶯と表現されているのは、メジロだと思います。
梅に鶯についていろんな説が有るのですが和菓子職人として鶯を表現するのなら
やはり鮮やかな緑色でしょうね。
茶色い鶯を作っても色合いがね~。
ずっとずっと昔から和菓子で表現する鶯は、緑色ですからそれは、それで良いかと思います。
本日から上生菓子の鶯とうぐいす餅を店頭にて販売いたします。
美味しいですから是非、ご賞味して頂けたらと思います。
菓一條 栄久堂吉宗
住所:兵庫県西宮市羽衣町7-26ミズキアルペジオ夙川ビル1F(阪急夙川駅徒歩1分)
電話:0798-36-5431
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