阪急夙川駅近くの和菓子屋『菓一條』の和菓子職人、吉川です。
梅雨に入ると和菓子屋の店頭には、流し物と呼ばれる寒天で固めた涼しげな上生菓子が並びます。
本日は、菓一條で大人気の花手水と紫陽花を紹介します。
上生菓子 花手水 1個 税込み390円
花手水は、菓一條の和菓子職人(冴)が数年前に京都の柳谷観音楊谷寺に行き花手水がとても綺麗だったので上生菓子で表現した作品です。
最初の花手水から進化しているのがわかるでしょうか。
水が溜まっている平面でなく花手水の水の流れまで表現するようになりました。
女性の和菓子職人の感性で表現するので最近では、お茶会の上生菓子を冴ご指名で注文受ける事も御座います。
気になる方は、インスタグラムのhttps://www.instagram.com/saewagashi/にてご覧下さい。
上生菓子 紫陽花(青紫・赤紫)1個税込み390円
もう30年以上作っている上生菓子の紫陽花ですが紫陽花の色合いで昔よく先代と喧嘩になったのを良く覚えております。
先代は、青ぽい紫が好きで赤ぽい紫の色を付けると『紫陽花の色が違う!そんな紫陽花有るか~!』と良く言われた物ですが
もちろん反論する生意気な二十代の弟子(私)は、『赤紫の紫陽花も有るんや!』...
その時、青紫で作り直したのは、言うまでも御座いません。
写真:北山緑化植物園 私が撮影
紫陽花は、青紫も有れば、赤紫も有ります。
紫陽花は、土壌の酸性かアルカリ性かで咲く花の色が変わるとか言われていますが専門家で無いのでその辺は、詳しく無いです。
数年前から青紫の紫陽花、赤紫の紫陽花、両方製作し販売して見たらお客様の反応がとても良かったんです。
2種類の紫陽花を箱に入れたら綺麗なので2種類入れる方が多いですね。
あの時、2種類の紫陽花を販売していたら?と思いますが今となっては、良い思い出です。
今年も梅雨が明けるまで花手水と紫陽花は、毎日作って販売いたしますので阪急夙川駅まで来られたらご来店下さいませ。
カフェで美味しい珈琲やかき氷もご用意しております。
住所:兵庫県西宮市羽衣町7-26ミズキアルペジオ夙川ビル1F(阪急夙川駅徒歩1分)
電話:0798-36-5431
Home Page : https://wagashi.gr.jp/