代表の吉川です。
12月に入りお正月の上生菓子を只今、考え中です。
だいたい試作が出来ましたので今年は、こちらでも紹介していこうかと思います。
今までは、盗作がイヤでネットにあまりオリジナルの上生菓子を載せませんでしたが
最近では、考えも変わり全国の若い和菓子職人の参考になればと思う次第です。
今回は、平成三十年 勅題 『語』の上生菓子です。
菓一條栄久堂吉宗では、毎年 歌会始の勅題にちなんだ上生菓子をお正月に販売します。
来年(平成三十年)の勅題は、『語』です。
毎年楽しく悩まされる御題ですが今年は、パッとひらめきました。
今年の9月に宇治の平等院まで仕事で行ったのですが
その時に、平等院近くの源氏物語ミュージアムに何か和菓子の参考になる物が無いか弟子の勉強もかねて一緒に見に行きました。
それを先日思い出して『語』=『源氏物語』
勅題の上生菓子は、源氏物語にちなんだ上生菓子を作りましょう。
そしてたまたま源氏物語ミュージアム入り口に植えていた紫式部をカメラで撮ったんです。
そうだ~!
紫式部を上生菓子で表現してみましょう~。(^o^)
あ~でもない。(*_*)
こ~でもない。(-_-;)
こうした方が良いかな?(-.-)
いやこうやって作った方が良いかも!(^o^)
まあ、私は、いつも頭の中イメージをわかせて試行錯誤して作ります。
そんな苦労して考えたオリジナルの作品をネットやインスタに載せてたら同業者に盗作される可能性もあるのですが
次は、もっと良い物を作らなければ行けない!と思うように自分でハードルを上げる事にしました。 ←男前~!(^o^) 自称。
それに一番見て欲しいのは、和菓子職人が作る上生菓子を知らない子供達だったりします。
世代を超えて和菓子をもっともっと知って頂きたい。
平成三十年 勅題 『語』上生菓子 紫式部(むらさきしきぶ)
下は、栗蒸し羊羹で上は、かるかんです。
年末からお正月にかけて販売しております。
今年のお正月用上生菓子は、全部で7種類を予定しております。
菓一條 栄久堂吉宗
住所:兵庫県西宮市羽衣町7-26ミズキアルペジオ夙川ビル1F(阪急夙川駅徒歩1分)
電話:0798-36-5431
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