代表の吉川です。
昨日の11月6日(火)から西宮阪急百貨店1階 イベント会場にて催事をしております。
当店みたいな小さな和菓子屋が百貨店催事に出店すると従業員少ないから仕事量倍増で色々大変なんです。
さらに今月は、とおかしの当番月で合計300セットのとおかしを手作りで作らないと行けません。(*_*)
嬉しい悲鳴なのですが...毎日、午後10時でも菓一條の夙川工房は、動いています。
こういうのを世間では、ブラック企業と言うんでしょうね。(^_^;)
しかしながら四年目の弟子は、めっちゃ頑張ってくれています。(^o^)
なんでも先月、京都で行われた和菓子コンテスト600人の中から特別賞を受賞した実力!(^o^)
きっと、師匠が素晴らしい和菓子職人なのでしょう~! ←誰も言ってくれないから自分で言っておきます。(笑)
実は、仕事が終わって毎日遅くまで工房に残り出品する和菓子を試行錯誤して作っていた結果だと思います。
『ほんまにおめでとう!』
色々前置き長くなりましたが本日の本題です。
亥の子餅(いのこもち)
菓一條栄久堂吉宗の亥の子餅は、ちょっと変わっています。
中餡がなんと~~!栗きんとん!
それも本年度産、九州の生栗から作る美味しい栗きんとんを柔らかい求肥で包み、はったい粉をまぶしています。
さてこの亥の子餅は、和菓子の区別では、上生菓子の部類に入ります。
『亥の子』は、亥の月の最初の亥の日のこと、または、その日に行われる行事のことで、
ほかに『亥の子祭り』や『亥猪(げんちょ)』『亥の子の祝い』ともいいます。
11月最初の亥の日が『亥の子』ですので1019年は、11月10日(日)となるんです。
ちなみに今の時期に迷わず『亥の子餅を下さい。』と言う方は、茶人のお客様が多いですね。
ちなみに西宮阪急百貨店催事でもこの亥の子餅を販売しております。
是非、今の季節しか食べられない亥の子餅をご賞味下さいませ。